11月17日
11月17日日曜日、MissSeikeiContest2013が幕を閉じました。
結果をご報告させていただくと、
‘ミス成蹊コンテスト2013 グランプリ‘に選んでいただくことができました。
これまで応援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様の支えのおかげで頑張ることができました。心から感謝しています。
皆様のあたたかさを感じ、幸せだと感じたことが本当に沢山ありました。
感謝の気持ちは、応援をしてくださっていたからだけではありません。
少し長くなってしまうかもしれませんが、読んでいただけたら嬉しいです。
今振り返ってみても、本当に濃い半年間でした。
広告研究会の方からミスコンに出てみませんかとお声かけがあったのは、まだ夏を迎える前のことでした。
さまざまな思いが交差しすぐに応募はできず、私なりに悩んで、悩んで、悩みました。
そして最終的には、一年生の頃からの仲良しで後のエントリーNO.1となる志穂と、
一緒にひっそりとご挨拶に行きました。
応募を決めた理由は、三つありました。
一つ目は大学でサークルに所属していないため、大学内で素敵な思い出を作りたい、と思ったから。
二つ目はミスコンを通じて得た貴重な経験を次のステップへとつなげることができたら、と思ったから。
三つ目は自分の育った大好きな成蹊のミスコンテストだからこそ出場してみたい、と思ったからです。
出場が決まった時はまさか自分が出場させていただけることになるなんて。
驚きが隠せず、正直、夢のようでした。
さまざまな撮影やイベントを通じ、沢山のことを勉強させていただきました。
めまぐるしいほどに毎日が過ぎていき、これまでにも充実していた半年間は無かったと思います。
貴重な経験の全てが、これからの私の財産です。
その反面、候補者としての自覚、実感が日に日に増してくる日々。
もともと体育会肌の私は、やると決めたからには最後までやり通す、
目標に向かい達成までがんばれるだけ頑張るんだ、と毎日気合いをいれていましたが、
周りの候補者に追いつけない自分の未熟さを思い知り、
自己嫌悪に陥り、「次までにこうしてみよう」の繰り返しでした。
周りに評価されることを恐れた日や、理想をひたすらに求めすぎて
本当の自分を見失いかけた日もありました。
そんなとき、今まで静かに見守ってくれていた友人が、「もっと、梓らしい顔が見たい。」
「そのままがいいのに。」と、突然声をかけてくれました。
自分の内面や雰囲気までも、こうして見守っていてくれている人がいたんだという幸せを
かみ締めると同時に ふと自分でも、不器用ながら少しだけ
背伸びをしていたことに気付いたのだと思います。
またミスコンの活動を通じ、さまざまな方との出会いがある中で、
初めて出会った人には、「意外に○○なんだね」と、
もともと知っている人には、「こういうところが梓なんだよね」と言ってもらえたのです。
その頃から
「このまま、私が心で感じたままを伝えてみたら素敵かもしれない。」
と思い始めるようになりました。
‘私らしさ‘、と捜し求めるのではなく、“私として”、居ればいい。
等身大でありのままの自分に定義なんてものはなく、それこそが土谷梓なんだと
周りの方々のおかげで知ることができ、また、そんな私を少しずつですが認め始めました。
夏が過ぎ、あっという間に本番まで一ヶ月を切りリハーサルが始まりました。
ミスコンテストと聞くと、とても華やかで、キラキラしているもののように感じますが、
運営をしてくださっていた広告研究会の皆さん、
また候補者一人一人の努力は計り知れないものだったと思います。
教室でのリハーサルが最後となった日、広告研究会と候補者、
ミス成蹊コンテスト2013に携わった全ての人たちの想いが一つになってきていて、
終わってしまう実感や寂しい気持ち、絶対に成功させるんだという気持ちが
一気に沸いてきたことを、今でもはっきりと覚えています。
短い間でしたがこんなにも素敵な広告研究会の人たちの一員になれたこと、
この五人で頑張ってこれたことが本当に本当に幸せで、たまりませんでした。
そして迎えた本番。
最後まで気を引き締め最高のパフォーマンスをすること。
集大成という名の舞台を心の底から楽しむこと。
みんなが教えてくれた「等身大の私」のまま舞台に立ち、皆様に感じ取っていただくこと。
を本番での目標としていました。
そんなことを考えていたら、失敗もすることなく舞台そのものを楽しむことができ、
自分でも驚くほど自然体の姿で舞台に立てていました。
当日お越しいただけなかったけれども沢山応援してくれていた方々からの言葉も、
会場での大きな声援も、一つ一つが私の心に届いていました。
皆様にも、この舞台に携わった一人一人のさまざまな想いが届いていたら、幸いです。
最後に改めまして、
いつも優しく見守っていてくれた家族、そっと手を差し伸べ続けてくれていた友人たち、
忙しい中駆けつけてくれた先生方、SNSで応援をしてくださっていた皆さん、
頑張り屋さん揃いで熱い広告研究会の皆さん、
毎日そばで支えてくれていたマネージャーのゆっきー、
そして
困ったときには頼り、頼ってくれていた志穂、
お姉ちゃんのように慕っている智奈美さん、
サバサバしていて笑顔の可愛い有希ちゃん、
優しくていつも癒してくれた麻友さん、
これまで本当にありがとうございました。
これからも土谷梓の軸をぶらすことなく、次なる目標へと歩いていきます。
ここがゴールではなく、スタートラインだと思える日まで。
変わらず、見守っていただけたら嬉しいです。
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Miss Seikei Contest 2013 Entry no.5 土谷梓
土谷梓 公式 twitterアカウント @msc2013_05azusa
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